黄金の壺!の巻
当たり前にあるものには感謝できない
それが僕たちである。
歩けていることも空気の濃度がバランスしていることもそれを吸って吐けることも、本当は奇跡であるし幸福なことなのに。
今日は家族と過ごした。
いつも外を向いてしまっているが。
先日見た映画に次のような表現があった。
"妖精"を覚えてる?シリアルのCMの。
えーと、"魔法のおいしさ♩"のやつ?
そう、それ。黄金入りの壺を追い続けてた。でも開けたら中身は…ただのシリアル。
……(どういうこと?という素振り)
わからない?比喩だよ
幸福を追い求める主人公に対して大切なものは既に手元にあり、外に幸せを求め続けることは最善ではないと諭すシーンだったか。
これに対し主人公は
わかったよ。やめるよ。
と言いその場を立ち去るも態度を変えない。
結果、主人公は最後にやはり必死になって追い求めていた黄金入りの壺の中身は既に手元にあったことを思い知るのである。
ぼく愛もTHE GAMEも同じような展開だ。
一周まわって最初の位置に戻る、みたいな。
だったら今こうして修行していることに意味はないのか?
違うんだ。僕たちは当たり前にあるものに感謝できないんだ。だから遠回りするんだ。
神様はなぜ僕らに幸福を授けてくれないのか?
天使でも守護霊でもご先祖様でもなんでもいいけど。
彼らは僕に幸せになって欲しいはずじゃないか。だったらなぜ最初から幸せになる方法を教えてくれないのか。
それは僕たちが当たり前にあるものに感謝できないから。
自ら助け自ら気づき自ら掴んだ幸せじゃないとそれは幸せではないから。
神様は既に授けてくれている。幸せになれるだけの健康な身体とか頭脳とか平和な世の中とか。
ああ、黄金の壺の中身を早く見てみたいなぁ。
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