あの夢の続き

まだ眠いの?

金魚の気持ち!の巻

水槽の中に金魚がいる。川でも金魚鉢でもいいのだけれど。それを人間が掬い手のひらに乗せると金魚は全身を火傷して死んでしまうそうである。

なぜか?

人間の手は金魚にとって温度が高すぎるのである。

僕らは気付かないところで誰かを傷つけているのだ…なんてきれいなことを言いたいのではない。
この話を聞いてびっくりする人は多いであろう。僕もそう。火傷すると聞けばそうか、そりゃそうだと思う。しかしそれが問題なのである。相手の立場に立てていない。
金魚だからそんなこと考えられなかった?そうじゃない。なんであっても具体的にイメージし考えてあげるクセをつけるんだ。気づけなくてもいい。そう、気づくことができなかったとしてもいい。ちょっとでもいいから想像をしてみる。
一度でも、少しでも、相手へ思考を巡らせてあげることそのものが大事なのだから。
それが相手を想うということなのだから。